GLP-GEfIL
GEfIL履修生がCOP28の公式サイドイベントに参加しました!
2023年11月30日から12月13日にかけてアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで行われたCOP28(国連気候変動枠組条約第28回締約国会議)の期間中、二人のGLP-GEfILの履修生が、東京大学学生を代表して複数のサイドイベントに参加、登壇しました。
今回GLP-GEfILから参加したのは Himena Meldy Miyashitaさん(PEAK4年生) と Yip Ren Weiさん(PEAK3年生)です。
2人は12月1日(金)未明の便で東京羽田国際空港を出発し、約12時間のフライトで同日朝にUAEドバイ国際空港に到着。 *日本との時差は5時間
昼には会場であるEXPO CITY DUBAIに入り、まずは会場へのアクセスに必要なIDバッジの取得のため炎天下で約2時間長蛇の列に並び、ようやく会場内へ。早速地図を片手に会場内を歩き回り、各パビリオンの配置や、雰囲気を確かめました。
翌12月2日(土)は午後からMiyashitaさんがJapan Pavilionで行われた東京大学未来ビジョン研究センター グローバル・コモンズ・センター主催のセミナー「日本の2050 年ネットゼロ達成における課題と提言~エネルギーシステムの視点から~」にパネリストの一人として登壇し、アカデミアや産業界からとは異なる、若い世代の視点から堂々と意見を述べました。
その後、主な活動としては
● 12月3日(日)にはChina Pavilionで行われたGAUC:Global Alliance of Universities on Climate、東京大学も加盟する気候変動についてグローバルに協議する大学の集まり 主催のイベントに登壇、参加。
● 12月4日(月)には2人が中心となって企画し、学外からのゲストをパネリストとしてお招きしたGAUCイベント“PIONEERS,PROPONENTS,PRACTITIONERS;MAPPING THE JAPANESE SUSTAINABILITY LANDSCAPE”を主催者として開催。
● 12月5日(火)夜にはGAUC主催の「夕食会」に参加し、日本、中国、アメリカ、イギリスなどの各加盟大学からCOP28に参加している学生、教員らと交流。
● 12月6日(水)にはGAUCイベントとして行われた東京大学未来ビジョン研究センター グローバル・コモンズ・センター主催の2つのイベント“Finance for Nature Action” と “International Governance for Global Commons Stewardship” に2人がそれぞれ参加、またはパネリストとして登壇。
そして2人は12月6日(水)の夜、長いようで短かったCOP28参加を終えて7日(木)未明の便でドバイ国際空港を後にし、同日夕方に東京成田空港に無事帰国しました。
GLP-GEfILで気候変動問題を含むグローバル課題への取組み、解決について考えている2人にとって、COP28という世界各国の首脳や要人も参加するグローバルイベントに参加した事はとても刺激的な経験になったでしょう。また同じ課題を共有し、その解決に取り組んでいる世界各国の同世代の学生や、研究者、ビジネスパーソン、政府関係者の方々などと知り合い、国内外での新たなネットワークを広げたことは今後の大きな財産となるでしょう。
新たな機会を得た2人の今後の成長が楽しみです。
(2024/01/24)