教授プロフィール

リスクティン・ニコラ GLP推進室特任教授 プロフィールをご紹介しています。

 ニコラ・リスクティンは、日本研究の教授であり、東京大学グローバルリーダー育成プログラム推進室のプログラム・ディレクターでもある。ハンブルグ大学で修士号を、イギリスのケンブリッジ大学で博士号(日本研究)を取得した。その間、京都大学および早稲田大学にて研究活動に従事する。2013年に東京大学に着任するまでの10年間にわたり、ロンドン大学バークベック・カレッジにおいて日本学科長を務め、日本学科の設立と日本文化研究の学位プログラム(学部・大学院)の開設に携わる。またリスクティン教授は、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻の客員教授、ドイツ日本研究所の主任研究員、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)の講師、実践女子大学及び早稲田大学で客員講師を務めた。
 当初は、日本古典文学、古典芸能の専門家として教鞭をとったが、1990年代後半からは、カルチュラル・スタディーズ、特に映画や漫画における「歴史記憶の文化」をジェンダー視点から研究している。